異世界[恋愛]

婚約者に“あと3年待ってくれ”と言われたので、令嬢は未来を自ら選びます

三年前、私は彼の言葉を信じて、婚約を受け入れた。
「君を幸せにできるようになるまで、三年だけ待ってほしい」と――。

貴族の令嬢セラフィーナ・エルグレインは、名門ヴェルテリオ伯爵家の次男リシアンと婚約していた。
けれど三年の間、彼は“準備が整ったら話そう”と繰り返すばかりで、結婚式も、新居も、指輪さえも――何一つ決めようとしなかった。
そのたびに彼を信じ、歩み寄ってきたセラフィーナだったが、ふと、気づいてしまう。

「この人は、結婚しても、私が全部決めなきゃいけないのかもしれない」と。

そして迎えた、年に一度の冬の舞踏会。
ようやくプロポーズを決意した彼の前で、彼女は微笑みながら言い放つ!

ESN大賞8 / GOマンガ原作者大賞 / BK小説大賞 / HJ大賞6 / 春チャレンジ2025 / 婚約破棄 / 結婚式 / 舞踏会 / 指輪
短編 2025/04/19 15:06更新
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最終取得日時:2025/04/25 12:05
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