異世界[恋愛]

やむを得ず性悪姫を演じていたら、隣国の赤い魔法士に本性を暴かれました。内密に!と頼んだら代わりに婚約なんて割に合いませんけど?!

「どうか、内密に!」
「そうか、じゃあ、ちょっとオレの言うこと聞いてもらおうかな」
 ナハルナをみてニヤリと笑う赤髪の士官に、空いた口が塞がらなかった。

 ナハルナはプランドール王国の第一王女。優秀な兄と可愛い妹に挟まれ、いつしか自分の存在意義を見失っていった。次第に王族という鎖から逃れたくなった彼女は、性悪姫を演じることでそこから抜け出すことを望んだ。
 そんなある時、隣国の魔法大国へ行くことになり、ナハルナはそこで炎のような真っ赤な髪と瞳を持つ魔法士に出会った。
 その魔法士に本性を暴かれた上、それを秘密にする代わりにとんでもない要求をされて……⁉︎
 隣国の魔法士と一国の王女の幸せなお話。

R15 / 身分差 / 年の差 / ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / 魔法 / ハッピーエンド / 王国 / 婚約 / 小学館FTノベル賞
短編 2023/04/13 22:25更新
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最終取得日時:2024/04/29 12:33
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