パニック[SF]
国際ニュースで追われる私ですが、記憶喪失の妹です。ごはん探してるだけです
目を覚ましたとき、“わたし”は自分が誰なのか分からなかった。
ここがどこで、どうしてこんな奇妙な身体になっているのかも思い出せない。
ただ――
「お姉ちゃんに、なにかしてあげたかった」
その気持ちだけが、やわらかな残響のように胸に残っていた。
けれど、何をしてあげたかったのかは思い出せない。
お腹だけが、きゅうっとすいていく。
「……まずは、ごはん……探さなきゃ……」
むにゅむにゅと海を進むたび、水面には光の帯がのびていく。
その光が、地上の人々に謎の大規模発光現象として観測され、
世界のメディアは次々と報じはじめる。
やがて各国が警戒態勢をとり、ネットは大荒れ。
地球は、幼い妹のささやかな空腹と迷子の行動だけで混乱していく――。
忘れてしまった“お姉ちゃんのためにしたかったこと”は何なのか。
そして、人類に恐れられながら彷徨う少女は、どんな真実へたどり着くのか。
「ハーメルン」「カクヨム」にも投稿してます。
★挿絵追加しました。
残酷な描写あり / 集英社小説大賞7 / シリアス / ほのぼの / 西洋 / 現代 / 怪獣 / パンデミック / BWK大賞1 / HJ大賞7 / 掲示板形式 / ニュース記事 / 人外幼女主人公
全86話完結
2026/03/08 07:40更新
227,323字 (2643.3字/話) 11%
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最終取得日時:2026/08/04 12:20
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