ヒューマンドラマ[文芸]
王子様から熱烈な求婚を食らった平民の末路
ダンスホールの中央で、二人の男女が注目を浴びている。
一人は平民。もう一人は王子様。
そして王子様は、あろうことか平民の前で跪いた。その瞳は、本物の熱意で燃えていた。
「あの日からずっと、君に恋い焦がれていた。身分差があることは分かっている。それ以上の壁が、自分たちの間にあることも。だが絶対に、君を幸せにする。君を守り抜く。だから――」
王子様が開けた小箱の中には、見るからに高価な婚約指輪が輝いていた。
「結婚を前提に、交際させてくれないだろうか
未設定
短編
2024/07/16 19:47更新
12,948字 56%
12,948字 56%
日間P
-
総合P
8,406
ブクマ
373
平均評価
8.76
感想数
8
レビュー
0
評価頻度
234.32%
評価P
7,660
評価者数
874
週間読者
188
日間イン
9回
ベスト
23位
最終取得日時:2025/05/21 12:21
※googleにインデックスされているページのみが対象です