ヒューマンドラマ[文芸]

Solid State Silence

私はとある組織に属している。あまり上等な組織ではないというのが根深い見解なのだが誇り高い集団ではある。メンバーだって粒揃い。尊敬できる人物ばかりが集まっている。バディを組む者もいればべつにそんなの必要ないという奴もいる。私はバディがいたほうが具合がいい。上司からうまいこと若い男をあてがわれた。私からすればまだまだひよっこな部分もあるけれど、なにせセックスがメチャクチャ激しくてことのほかうまいものだから、バディを組んでやって良かったなって思ってる。――いや、嘘だな。私は単純にバディのことが好きなんだ。笑えるなぁ。なににも頼らないと大昔に決めたのに。私はまた、相棒――という稀有な男に依存しようとしている。

R15 / バディ / セックス / バイオレンス / アニメイトバディ1
短編 2023/05/07 07:12更新
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最終取得日時:2024/05/02 12:33
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