ヒューマンドラマ[文芸]
そしてまた、君と桜の花を
僕、佐藤和也は、斉藤竜樹というハンドルネームで、とあるゲームサイトの詩のコミュニティに作品を投稿していた。
ただ自身の心情を吐露するだけの詩。
そんな僕を変えたのは、同じコミュニティにいる藤木優だった。
彼女に出会い、彼女を通して知った、理想と現実。
それでも尚、強くあろうとする意思、それが僕の紡ぐ言葉を変えた。
僕は彼女との交流を通して、約束を交わす。
それは僕にとって何よりも大切な約束で、
これからも変わることはないの約束だった。
「心に花を咲かせてあげて
固く閉じてしまった蕾を
これからも見守ってあげてほしい」
その約束を守ることで彼女が笑顔で居てくれるなら……
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緩やかに迫る終わりの時を前にして
何を思うのか
何ができるのか
それが正しくない形だと分かっていても
選び取る選択肢もある
悲恋 / 病と向き合う / 死と向き合う / 看取ること / 看取られること / 遺していく気持ち / 遺される気持ち / 祈り / 願い / いつかまた / 約束
短編
2022/10/27 12:15更新
8,127字 12%
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最終取得日時:2025/05/23 12:55
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