ホラー[文芸]
水気
夜。サンダルを履いて、マンションの部屋から出た男は「うげっ」と思った。
廊下の電灯の光に映し出された靴跡。どうやら今、外は雨のようだ。しつこい残暑を凌ぐためにエアコンをつけ、窓を閉めていたため、雨に気がつかなかった。
男は手すりから身を乗り出し、空を見上げた。
――降って……ないな。
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短編
2024/05/20 11:00更新
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最終取得日時:2025/07/09 12:28
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