ハイファンタジー[ファンタジー]
四民域外の功名譚 ~見た目だけの下賤な血と称された俺が英雄に至るまで~
「――しょせん、顔だけの俗物であろう。見るにも堪えぬ愚か者よ」
背負う爵位こそが絶対であり、平民には決して立ち入ることを許されぬ聖域――王城。そこで開かれた宴に主と共に参加していたエフォードは、実は人とすら見なされぬ貧民街の出身だった。
宴の主役である王女シルヴィア・アルゲントゥムに「愚か者」と称された彼は、貴族にも引けを取らない生来の端整な顔立ち以外には何の実績も備えていないことを自覚していた。だが、自分が馬鹿にされるよりも彼にとって腹立たしかったのは、己を認めてくれた優しい令嬢ティーティア・タレントが侮辱されることだった。
「俺に機会をくれないか」
貴族の誰もが認めざるを得ないほどの実績を得るために、エフォードはティーティアの下を離れて再び生まれ故郷へと舞い戻ることを決意する。
・第一章【愚民の決意と幼き疾風】完結(2020/08/31)
R15 / 残酷な描写あり / 身分差 / 日常 / 青春 / 冒険 / ラブコメ / 男主人公 / 魔法 / シリアス / 西洋 / ほのぼの / SQEXノベル大賞 / ESN大賞5 / 123大賞3
全38話連載中
2020/09/10 07:33更新
180,655字 (4754.1字/話) 43%
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最終取得日時:2025/12/12 01:16
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