現実世界[恋愛]

小生意気な合法ロリ先輩を『わからせ』てやる

「ウェーイ唐瀬(からせ)ぇ! 差し入れ持ってきてやったぞー!」
「ゲッ」

 俺が一人暮らししている安アパートに、今日も菅木(すがき)先輩が合鍵で勝手に入って来た。

「……先輩、いつも言ってるじゃないですか。来る時は事前に連絡くらいくださいよ」
「キャハハ、ごめんごめ~ん。そうだよなぁ、唐瀬も健全な男の子だもんなぁ。自分磨きに勤しんでるところをアタシに目撃されたら、恥ずかしくて泣いちゃうよなぁ」
「またそういうことを……」

 先輩が下卑た笑みを浮かべながら、俺の股間を見下ろしてくる。

「先輩も一応は大人の女性なんですから、もっと慎みを持ってくださいよ。まあ、見た目は小学生ですけど」
「ウォイ唐瀬テメェ!? 見た目の話はすんなっていつも言ってんだろうがオラァ! 握り潰すぞ!」
「何をですか」

 菅木先輩は大学の一個上の先輩で、21歳のれっきとした大人なのだが、身長140センチほどのロリ体型なので、俺と並んで歩いていたら傍から見たら完全に事案である。
 2人で街中を歩いている時も、何度周りから白い目で見られたことか……。

 そんな先輩からの誘いで、格ゲーで負けたほうが罰ゲームとして、勝ったほうの言うことを何でも聞くということになり……!?

ESN大賞6 / ギャグ / ハッピーエンド / ラブコメ / 合法ロリ/わからせ / 大学生 / 青春/日常/短編 / 男主人公/一人称 / 123大賞4 / 現実世界恋愛小説 / ほのぼの/コメディー / 現代(モダン) / じれじれ / R15
短編 2023/02/24 21:14更新
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最終取得日時:2024/05/20 12:38
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