俺のシンなる冤罪に/・/ボクはシンなる救済を。
『悪のカリスマ』に堕ちた主人公
vs.
彼を信じたダークヒロイン
クラス転移という"憧れ"の代償は非常に大きかった。
これは異世界で起きた【史上最悪の冤罪事件】。
最弱のステータスを持つ少年『畑中譲治』
「たとえ無力でも、きっとできることはある!」
彼は日々戦いや探索で傷付いたクラスメイトたち。
その治癒を誰よりも献身的に務めた。
しかし、5人のクラスメイトがあるミスにより、自らの保身のために譲治に罪を擦り付けた。
────もしもその愚かな行いがなければ、きっとこれから起こる惨事が世界を覆いつくすことはなかっただろう。
不正に満ちた裁判により、譲治は事実上死刑判決に等しい『魔女の方舟』へと流刑が執行された。
左足を失いながらもそこで出会ったのは異次元的なパワーを持つ魔女。
彼女との出会いによって飛躍的な狂気を帯びた譲治は、憎しみの衝動に身を任せ、復讐へと走る。
多数の革命的な発明と、不気味な話術、そして不思議な力を持った【一枚のコイン】を持って……。
まるで約束されたような絶望の人生。
だからこそ、最高の髑髏(スマイル)を。
乱世の梟雄めいた暗躍により、次々と命を奪っていく譲治。
時として蛇のように這いまわり、他者の心を毒で歪めさせる。
そして譲治の前に現れたひとりの少女。
────ボクは、君が無実だって信じてたよ。
密かに譲治に思いを寄せていたクラスメイト、大久保真理亜。
このとき彼女はまだ知らなかった。
畑中譲治が、『完全な復讐の鬼』になってしまったことを。
────冤罪によって生まれた怪物は、見境のない破壊へと手を伸ばす。
旧題『C R Y I N G・F A C E────親友たちに裏切られ、心が壊れてしまった少年は魔女と出会い、復讐の中で【悪のカリスマ】へと変貌する。』
※魔女シリーズ第6部投稿しております!
253,068字 (3374.2字/話) 36%