異世界[恋愛]

されどタヌキに愚痴る悪役令嬢の恋

【注:これは『超連載版 されど悪役令嬢はタヌキに愚痴る』の第3話のみを短編作品として投稿するものです。連載版では既に掲載済みとなっております】

「アンタは近すぎんの。番台のすぐ側すぎるの。だからもっともっと会ったこともない、あの火山のてっぺんぐらいにいる人に感謝されたい。そう思うのって私がおかしい?」

『令嬢の湯』――それは東方の辺境の街に存在する人気スポットである。

そこの湯守の令嬢ダニエラは、昔は王都の有力貴族の令嬢だった。だが婚約者である王子に一方的に婚約を破棄された挙げ句、でっちあげの罪を着せられて王都を追放され、この東の辺境に流れ着いたという過去があった。

その温泉の常連客である引退勇者「タヌキ」はある日、温泉の客名主を自称するオーク・ヤエレクから、『令嬢の湯』に出入りする凄腕のエルフの按摩・エレノア婆さんが誰かから恋文をもらったらしいと打ち明けられる。齢150歳のエルフの老婆に恋文? 訝る「タヌキ」だったが、その日以来エレノア婆さんはすっかりと元気を失ってゆき……。果たしてダニエラと「タヌキ」は、無事に恋文の謎を解き、エレノア婆さんを元気にすることが出来るのか。

めちゃくちゃ口が悪くてボヤキ性の悪役令嬢と、訳アリ過去アリ協調性ナシの鍛冶師見習い青年「タヌキ」の人情噺日常モノです。

当作品の短編形式としての投稿はこれで最後になります。以後は連載版で連載してゆきますので移動お願い致します↓

【超連載版】されど悪役令嬢はタヌキに愚痴る
https://ncode.syosetu.com/n8293gs/

ヒストリカル / 乙女ゲーム / 悪役令嬢 / 日常 / ミステリー / 異世界ファンタジー / 追放 / 温泉 / 婚約破棄 / ハッピーエンド
短編 2021/02/13 12:00更新
23,252字 33%
日間P
-
総合P
376
ブクマ
16
平均評価
8.6
感想数
1
レビュー
1
評価頻度
250%
評価P
344
評価者数
40
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/04/26 01:32
※googleにインデックスされているページのみが対象です