婚約破棄は構いませんけど困るのはそちらですわよ。新たに黒竜と婚約した私ですもの。幸せになってみせますわ!
翌月には婚礼の日取りの発表を控えたある日、大公家令嬢シャネリアは突然王城に呼び出される。そして突きつけられた、婚約者である王国第一王子ジュクロアからの婚約破棄。理由に全く身に覚えはなかったが、実はバカ王子との縁が切れることを彼女は内心で喜んでいた。
同行した大公家長兄ウラミスは、すぐさま王家に対し絶縁を申し渡す。実は十年前の婚約と共に、ジルギスタン王国とコートワール公国の間に不可侵条約が結ばれていたのだ。
この条約により、王国民は公国にいる黒竜の守護下にあると信じて疑っていなかった。
また、東のベッケンハイム帝国や西のモートハム聖教皇国に、王国への侵攻を躊躇させていたのも事実である。
自分の知らないところで勝手に王子が婚約を破棄してしまい、公国から国交断絶を突きつけられたジルキスタン国王は、焦って西のモートハム聖教皇国に同盟を持ちかけるが……
そんな中、第二王子エリックが南の連合王国軍を引き連れ王都に進軍し、父国王と兄であるジュクロアを処刑。ついに王位簒奪を果たした。
ところがそれも束の間、コートワール公国のワイバーン部隊により連合王国軍は殲滅されてしまう。
そしてコートワール公国は、新たな歴史を刻み始めるのだった。
※第一章(全五話)はシャネリアの回想になります。
プロローグの続きは第二章からです。
◆通貨単位以外は説明を省くため、現代のものをそのまま使ってます。
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読者様は改稿ではなく、続きを待って下さっていると思っているからです(^o^)
ですので一度お読み頂いた部分は、改稿されていても再読の必要はありません(*^_^*)
いや、何度も読んで頂くのは作者冥利に尽きますよ、ホント!
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