現実世界[恋愛]

弱虫な僕ら

彼女は毎日夜の7時から8時の間にやって来る。

パンかおにぎりを2つと缶チューハイを1本を買って帰る。

切れ長で涼し気な目元、少し高くて筋の通った鼻、薄い唇には暗めのピンクの口紅。

パンツスーツにパンプス、髪はきちんと1つに纏めている。

少しキツめに見えるが実は猫好きで、店の前によく居着いている猫を撫でるのを楽しみにしている可愛い人だ。

名前も知らない彼女の事を僕は密かに想っている。

コンビニ / 店員 / 弱虫 / 不器用
短編 2022/03/08 01:03更新
2,760字 8%
日間P
-
総合P
92
ブクマ
5
平均評価
8.2
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
200%
評価P
82
評価者数
10
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/18 01:04
※googleにインデックスされているページのみが対象です