異世界[恋愛]
【書籍化進行中】夜会の受付嬢は見た。いや、見ていない。
※当作品は大幅加筆による書籍化進行中です。
夜会の受付嬢リネットの仕事は、来客の入退場を台帳に記録すること。
その夜、王太子の婚約者オフィーリア侯爵令嬢が、義妹を階段から突き落とし、さらに隣国使節と密会したとして断罪された。
けれど、リネットの台帳には残っていなかった。
オフィーリアが会場を出た記録が。
外套の返却記録もない。
馬車の呼び出し記録もない。
退場記録もない。
一方、事件直前に白銀の外套を受け取って外へ出たのは、義妹ロザリーの方だった。
その夜、王太子はリネットに命じる。
「オフィーリアが退場したと書け」
リネットは頷いた。
そして、正確に記録した。
翌朝の裁定で、勝ち誇る王太子の前で、受付嬢は台帳を読み上げる。
受付嬢など、誰も見ていない。
けれど受付嬢は、記録だけは間違えない。
女主人公 / 西洋 / 中世 / 職業もの / ざまぁ / 断罪 / 義妹 / 王太子 / 冤罪 / 台帳 / 記録
短編
2026/05/26 15:06更新
6,756字 34%
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最終取得日時:2026/08/13 12:10
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