異世界[恋愛]

『妻なら夫の恋くらい応援しろ』と三年言われ続けたので離縁します。——え、恋のお相手にも逃げられたんですか?

三年間、夫の口癖は変わらなかった。
妻なら夫の恋くらい応援しろ。
彼は本気でそう信じている。

記念日の贈り物は、恋人に渡された。
収穫祭の上座は、恋人に譲らされた。
恋人への誕生日の品すら、妻が選ばされた。

夫にとって妻は、何をしても許す人間だ。
恋の世話を任せても、席を奪っても。
感謝の言葉さえ必要のない、便利な存在。

彼女が耐えたのは愚かだからではない。
亡き父との約束があった。
夫への愛が、まだ残っていた。

けれど夫は気づかない。
帳簿を整え、商会と渡り合い、領地を支えてきた妻の手を。
その手がいつか離れることも。

彼女はまだ、笑っている。
朝の紅茶はもう、味がしないのに。

AI直接使用 / 異世界 / 恋愛 / 女主人公 / 貴族 / ハッピーエンド / ざまぁ / 離縁
短編 2026/08/20 12:21更新
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最終取得日時:2026/09/10 12:06
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