現実世界[恋愛]

だから、恋をする。

「だめだ」
 通る声が一つ。低いその声は決して大きくないのに、絵梨の耳にしっかりと入った。
「お前、やっぱ、俺と付き合え」
「おいおい、健。もういいじゃん。別の罰ゲーム考えるからさ」
「いやだね。俺はこいつを惚れさせてやる。んでもって、俺からふってやるよ」
 黒い笑みを浮かべた健に絵梨は一歩後ずさった。それを追いかけるように健が一歩を大きく出す。
「覚悟しろよ」

スクールラブ / 日常 / 青春 / 恋愛 / ハッピーエンド / 最低な人 / ゲーム
短編 2014/01/18 15:34更新
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最終取得日時:2025/05/11 03:36
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