ハイファンタジー[ファンタジー]

絶世の美形?いやいや、俺達、元の世界では普通です。

諫早拓人(いさはやたくと)は知っていた。美に対する定義は、時代によって、場所によって、変動する。平安時代の美人は麻呂眉にお歯黒で、むしろ顔が見えずに髪の美しさが美貌だったと。ゆえに、美形の定義も変動することを。
けれど、彼は知っていた。自分はモブだ。普通顔だ。平凡だ。モブ顔なのだ。


それが、絶世の美男子とか言われる状況が、どれほどオカシイかなんて、彼はちゃんと、解っていた。

※「カクヨム」さんにも投稿しています。

異世界転移 / ギャグ / 異世界召喚 / 価値観変動 / モブ顔=美形 / 美形=不細工 / 不細工=不細工 / さっさと帰りたい
短編 2016/12/25 15:00更新
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最終取得日時:2024/05/18 03:19
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