空想科学[SF]

アダムとイブに幸あれ。

 希薄な何処かの世界の、終末の未来。

『産声』が静寂を切り裂く。それは生身の身体が、初めて酸素を取り入れ、吐き出す始まりの儀式。

「ナンノコエダ!」

 あらゆる手段を使い、延命措置を施し最早、人間の括りから逸脱をし、終末をダラダラと生きる人類を動かした。タワーと呼ばれる住まいのバルコニーに出、見渡す。

未来 / アダムイブを / 創った彼
短編 2022/05/13 19:00更新
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最終取得日時:2024/05/14 01:02
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