現実世界[恋愛]

氷の女王と呼ばれるカリスマ美少女モデルが殺し屋の目で婚姻届の用紙を出してくるんだけどまだ16歳なので結婚とか無理です

落ち着いた雰囲気の喫茶店。コーヒーの香り漂う店内で。
「いえ、結構です」
「…………書いて」
「書きませんし、凛さんは18歳でも、僕は16歳。結婚できない年齢ですし、そもそも結婚しませんから」
「…………マンデリン、おかわり」
「はい!喜んで〜」
 にっこりと笑顔で答える。
 凛さんはぷるぷると肩を震わせて、手に持っている婚姻届の用紙をぐしゃっとした。
「………めんこい」
 そして、顔を覆う。
 いつものやり取りに、喫茶店のマスターが微笑ましく笑う。

2022.1.30. 思いついたので、後書きにおまけ追加あり。

年の差 / 男主人公 / 喫茶店 / カリスマモデル / 氷の女王 / 茨城弁 / 別方向からツンデレ / ツンデレ悲恋 / 18歳以下でも / 出産ありの家族構成 / 冬のあとは春
短編 2023/01/29 14:03更新
6,370字 34%
日間P
-
総合P
5,466
ブクマ
489
平均評価
9.12
感想数
18
レビュー
2
評価頻度
100.61%
評価P
4,488
評価者数
492
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/18 12:39
※googleにインデックスされているページのみが対象です