ハイファンタジー[ファンタジー]

聖女のナナメ後ろにいるメイド

私の仕事は、聖女様のナナメ後ろに立つことである。
右でも左でもなく、ナナメ後ろ。
それが、絶妙な位置だからだ。

ある街の教会。
誰からも愛される聖女様は、信じられないほどお人好しだ。
自分を利用しようとする大人たちにすら無邪気に微笑み、それを文字通りの善意として受け取り、無邪気に解決の無茶振りを連発してしまうのだ。

「そんな下心、私が通すわけないでしょう」

追放された過去を持つメイドは、経験と知識により、他人の嘘を見抜く冷徹な観察眼を持っていた。
彼女は言葉と書類のテクニックを武器に、大人たちの難題を潰していく。

聖女様の善意を利用しようとした人々は、ことごとく自滅していく。
そこに感情は生まれない。
ただの情報であり、私は聞かれなかったから伝えなかっただけだ。

これは表舞台には決して立たない冷めたメイドが、純粋な太陽を日陰から守り抜く、ちょっと忙しくてほのぼのしたお仕事コメディ。
今日もメイドは、聖女様には絶対に見えない場所で、密かに口角を上げるのだ。

続編:続・聖女のナナメ後ろにいるメイド
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ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / お仕事 / 聖女 / メイド / 裏方
短編 2026/03/27 18:00更新
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最終取得日時:2026/03/31 12:05
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