異世界[恋愛]
涙珠のワルツを弾けた時には
私、アマービレは、音楽一家カランド伯爵家に生を受けた。優秀な兄弟達の中で、唯一自分だけ音感がない。ピアノも弾けない。
長男ブリランテは、そんな私を何とかしようと、厳しいレッスンを続ける。
他の兄弟達は、みんな優しく見守ってくれるのに。どうして?
だけど15歳になった頃から、彼は私を避ける様になった。ピアノへの情熱も捨て去り、固く心を閉ざして。
他の兄弟達が、最難曲 “涙珠のワルツ” を弾きこなし音楽家として旅立って行った頃……
私はようやく、自分の使命に気付いた。
「ねえ、ブリランテ。今度は私が、あなたにレッスンをしてあげるわ」
アマービレとブリランテが再びピアノに向かう時、最高に美しい連弾が始まった。
※ 聴音は、和音から単音の聴き取りへ移行していくものを、物語用にアレンジしています。
作者に音楽の特別な知識はございませんので、ファンタジーとしてふわっとお楽しみ下さい。
※ 3/19 誤字脱字報告ありがとうございました。
ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / ピアノ / 音楽 / 不思議な恋愛 / 少し切ない / 聴音は花の名前で / ファンタジー / ハッピーエンド?
短編
2023/03/17 23:09更新
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最終取得日時:2026/08/23 01:02
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