異世界[恋愛]

【書籍化進行中】白い結婚で捨てられたので、閉ざされた街道を開きます――辺境を食い物にしていた悪徳商人は産地直送で破滅しました

 白い結婚の末に夫から捨てられ、辺境の屋敷に残された私。

使われていなかった部屋を救護院として開放し、傷ついた騎士や行き場のない人々を受け入れていたある夜、二十人の流民が門を叩いた。

彼らを屋敷へ迎えた私に、町の食料を一手に握る御用商人ゴダールは告げる。

「よそ者を養えば、もとからこの町に住む者たちが飢えますよ」

彼は村の作物を安く買いたたき、町には品薄だと偽って高値で売りつけていた。
けれど、冬の物流を支えてきた実績もある。追い出すだけでは、町の暮らしそのものが止まってしまう。

ならば、彼を倒すのではなく、彼しか選べない状態を終わらせればいい。
流民たちの手仕事。村に残された作物。荒れ果てた古い街道。
私は白い結婚のために用意された宝飾品を売り、閉ざされた道を開くことにした。

しかし、初めて運んだ作物は傷み、市は失敗。さらに追い詰められたゴダールは、荷馬車を賊に襲わせる。

空き部屋を開いた女が、今度は村と町をつなぐ道を開く。
これは、誰か一人に握られていた辺境を、人々が自分で明日を選べる土地へ変える物語。

女主人公 / 西洋 / 中世 / 内政 / ハッピーエンド / 身分差 / 白い結婚 / ざまぁ / 溺愛 / 悪役令嬢以外 / 辺境 / 騎士団長 / 捨てられ / 家令 / 商業
短編 2026/07/08 20:00更新
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最終取得日時:2026/07/13 12:05
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