現実世界[恋愛]

温めますか?

地方の大学に受かり、一人暮らしを始めた男は夜のコンビニバイトを始めた。
時間帯なのか地方だからか、やって来るお客は見慣れた人ばかり。
そんなお客の1人。黒縁眼鏡の地味な女性はいつも彼にこう言った。
「これ、温めて下さい」
どんな商品でも温めを望む彼女。
いつしか彼もどんな商品でも「これは温めますか」と聞くことに。
彼女が望む『温め』を知った時、彼は無意識に言葉を溢していた。

ほのぼの / 温めますか? / コンビニ / 勘違い
短編 2022/05/12 22:57更新
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最終取得日時:2024/05/20 12:59
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