甘ったれの幼い獣がボトリと落ちた先は、見知らぬ暗い森の中だった―――
飼育放棄から逃げ出したフェネックが出会ったのは、ガラの悪い腰掛け稲荷。ほぼ野生のままだった獣に名前をつけ、暇に飽かして教育し、よしそろそろ経験を積ませて神の末席にでも据えてやろうか、という頃に起こったのは―――？
見習い稲荷（幼児）が行く異世界珍道中。過保護な保護者に持たされたキッズケータイは防犯機能付き。ひよこリュックは実家の箪笥に直通です。会話は出来ても意思の疎通は難しめ。だって、元野生だもの。
モフモフのモフモフによるモフモフスキーの為のお話。フェネック大好き。筋肉も好き。楽しんでいただければ幸い。

※最初の10話くらいは、舞台がなんちゃって日本です。異世界はそのあとに行きます。
※今までの１時３時５時７時から、投稿が不定期な時間に変わります。よろしくお願いします。
※長くなるにしたがって、辻褄の合わないところはちょくちょく直しています。あれ？と思った方は、見返すと直っているかも。ご面倒をおかけします
改行等も地道に直していきます。今まで見づらくてすいませんでした！
※暴力表現が割とチラリしてきているので、タグ増やしました。