異世界[恋愛]

「私、虐げられる趣味はないの」

 イリスは「春の妖精姫」と呼ばれた美しい祖母に似たせいで母に虐げられていた。
 そしてある日、伯爵家に雪深い北方へ娘のうちどちらかを嫁がせる――人質に出せと王命が。

 当然妹は嫁ぎたがらない。
 でも前世の記憶を思い出したイリスは知っていた。
 その北方では美形がまっていて、己が溺愛される未来があることを。

「ありがとう! 北方の方々ってとっても美しくたくましくて、妻にしたひとに一途で片時も離したくないくらい愛情深くて――」
「ずるい! 私がいく!」

 そうして北には妹が。
 けれどかわりに嫁いだジェライト侯爵カイスタンはイリスに言う。
「私に愛されたいと思うな」
 イリスは虐げられる趣味はない。何故ならイリスは――。

R15 / 異世界転生 / ネトコン14 / 悪役令嬢 / 前世 / ざまぁ / 女王 / 姉妹格差
短編 2026/03/29 08:08更新
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最終取得日時:2026/03/31 12:05
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