ローファンタジー[ファンタジー]

真夏の空

それは唐突に突きつけられた事実だった。
「いーや?君死んでるからね」
真っ黒な髪を腰よりも長く伸ばした不審な男が、伊藤健の前に現れる。
「君の名前は伊藤健君。年齢は17歳だから享年17歳だね。死因はトラックに撥ねられた時に頭を打っての脳挫傷。おっけ?」
「おっけ?じゃねぇ」
目の前に現れた不審者と呼ぶ以外になんと呼べば良いのか解らない男が告げる自分の死。
早くに死んだ君に特典をあげると笑った死神もどきと、不慮の事故で死んだ健の、どこか緩い真夏の一日のお話。

この作品は、以前別のHP(道端地蔵 http://id11.fm-p.jp/400/drdrsafu3910/ )に掲載していた物を少々リメイクしたものになります。
変更しているのはラストの終わり方のみで、内容自体に大きな変更はありません。
現在HPの更新はしておりません…

オリジナル
短編 2016/12/02 06:43更新
13,634字 42%
日間P
-
総合P
137
ブクマ
1
平均評価
9
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
1500%
評価P
135
評価者数
15
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/07 03:23
※googleにインデックスされているページのみが対象です