異世界[恋愛]

香りを辿る令嬢

人が嘘をつくとき、匂いが変わる。それが分かってしまう伯爵令嬢ミレーヌ。

婚約者クロードからは「僕の婚約者は令嬢であって、猟犬ではないんだがね」と公然と嗤われ続けてきた。

ある日、原因不明の衰弱で公務を退いた王太子アルベール。侍医団は心労だと言う。

けれどミレーヌの鼻は、殿下の薬に混ざった、たった一つの匂いを嗅ぎ取っていた。

静まり返った広間を、彼女は歩き出す。

匂いを辿って、辿って——その足が止まったのは、婚約者の目の前だった。

「クロード様。手袋を、お外しになってくださいませ」

婚約破棄 / ざまぁ / 女主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / 特殊能力 / 令嬢 / 王子 / 一話完結
短編 2026/09/22 02:14更新
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最終取得日時:2026/10/15 12:07
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