歴史[文芸]

堺奉行の脳裏に過った元禄15年への追憶

正徳元年(一七一一年)、師走某日。
若狭野浅野家の当主である浅野長恒は、堺奉行として赴任した堺の町が雪で覆われているのを見ながら、九年前の冬の出来事に思いを巡らせていた。
元禄十五年(一七〇二年)十二月十五日。
世に言う「赤穂事件」が発生し、師走の吉良邸は血で染まった。
討ち入りの指導者である大石内蔵助と「赤穂事件」の引き金となった殿中刃傷の当事者である浅野内匠頭は、長恒にとって又従兄弟と宗家当主という間柄にあたるのだった…
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)

時代小説 / なろうラジオ大賞5 / 堺奉行 / 浅野長恒 / 赤穂事件 / 忠臣蔵
短編 2023/12/18 06:38更新
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最終取得日時:2024/05/07 12:17
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