現実世界[恋愛]

陽気な生首

ある日、「わたし」は交通事故で首から下の体をすべて失ってしまう。
だが、医療技術の成果によって、生首の状態で生かされた。
真っ白い病室で医者と看護師とともに、それなりに生活をしていた「わたし」。
医学生たちに自分の体について教える活動をしていたところ、ある日冷たい瞳をした学生に質問された。

「……こんな、どこにも行けず、好きなものも食べられず、なにもできない人生に、意味はあるのか?」

「わたし」は質問に応えた。
短い人生が、学生に対する応えだった。

R15 / ドリコム大賞4 / 123大賞7 / シリアス / ほのぼの / 青春 / 悲恋 / 近未来 / 陰キャと陽キャ / SF / 両思い
短編 2025/12/09 20:04更新
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最終取得日時:2025/12/15 12:06
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