現実世界[恋愛]

幼馴染みが俺のことをえんぴつで刺そうとしてくるのが嬉しい

子供の頃、幼馴染みのあいつの気を引きたくて、俺はついあいつをからかったりケンカをふっかけたりしてしまう。
あいつはそうなるといつもえんぴつを振り上げてきた。
本当に刺す気は(たぶん)ないんだろうけど、他のやつにはそんなことをしてこないことが、俺は少し嬉しかった。

それから数年がたち、高校生になるとあいつは俺にそっけなくなった。
それでも、あいつが使うえんぴつにはいつも俺があげたキャップがついていた。

そしてある日。
俺はそのキャップの下の真実を目撃する……。


「なろうラジオ大賞4」応募作品です。

スクールラブ / 青春 / ラブコメ / なろうラジオ大賞4 / 男主人公 / 学園 / 現代 / ハッピーエンド / えんぴつ / 良い子は人に / 向けちゃダメ
短編 2022/12/11 21:06更新
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最終取得日時:2024/05/08 12:46
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