異世界[恋愛]

さかしら過ぎるとだれからも愛されず「家族のなかの孤児」だったわたしが、辺境の蛮族と蔑まれる異国の王子との身代わり婚の末、必要とされる場所でほんとうの幸せを手に入れ、両親と妹を棄てるまで。

 ダニエラはだれからも愛されることなく育った。それは、彼女があまりに賢すぎ、「さかしら」で可愛げがないという理由であった。ダニエラは何とかその点を直そうとしたが、どうしても彼女は両親に愛されることはなかった。愛されつづけるのはただ妹ばかり。あるとき、ダニエラは妹に代わって、蛮族の土地と蔑まれる遠い国ヴィストラリアの王子の妻となることになる。まるで逃げ出すような結婚であったが、ヴィストラリアにはエキゾティックな文化があり、また「蛮族」の王子は少年のような面差しの美男であった。彼女がようやくほんとうの幸せを手に入れたと思ったとき、故郷の両親から連絡がとどくのだが……。切なくも胸に迫る感涙の物語。カクヨムにも投稿しています。

シリアス / 女主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / ざまぁ / 愛されない姉 / 愛され過ぎる妹 / 溺愛 / 少年のような王子 / 孤独が癒やされてゆく
全2話完結 2022/05/11 11:18更新
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最終取得日時:2024/03/28 12:59
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