純文学[文芸]

海辺の街のリバイアサン ~わたせなかったプロポーズリングの行方~

【完結】ぱっと冴えないタイラー・ダラスは恋人のアンリエット・ファーマンへのプロポーズを考えつつも、うじうじと言い出せずに過ごしていた。ある時、アンリは仕事の関係で出張に行くことになる。仕事先で悩ませても悪いと思い、タイラーはまたプロポーズを先送りしてしまう。
ところが、アンリは出張先で海難事故にあい帰らぬ人となってしまう。プロポーズ間際の別れに、打ちひしがれるタイラーは、もてあました気持ちと時間を埋めるため仕事に打ち込む。あれよあれよと仕事で結果が出る。その過程で資産家のシーザーとも知り合う。
ある時、シーザーから仕事の関係で、出向いてほしい場所があると告げられる。その地は、アンリが海難事故にあった海辺の街であった。これも何かの縁だとタイラーはシーザーの誘いに乗る。そこで恋人との決別を胸に、海辺の街へ行くことにした。
海辺の街ではシーザーの別荘に滞在することになっていた。その別荘には、シーザーの妹のロビンと、使用人のソニアという二十歳前後の少女二人が暮らしていた。
髪色も年齢も違うのにソニアはどことなくアンリに似ていた。タイラーは、そんなソニアという少女に少しずつ惹かれていくのであった。
※モチーフ、人魚姫。
※アルファポリスには改稿版を投稿してます。

R15 / 古典恋愛 / 日常 / 海 / シリアス / ハッピーエンド / 男主人公 / 恋愛 / ネット小説大賞十 / 人魚姫
全40話完結 2021/10/19 10:00更新
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最終取得日時:2024/05/15 01:18
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