「お前のような女が私の婚約者なんて、恥以外の何物でもない」
夜会の華ベルク・アシェド公爵令息に侮辱され泣くメルリーナ・カレント伯爵令嬢。
二人は婚約者同士だ。ダンスを上手く踊れなかったので、ベルクはメルリーナを怒っているのだ。

辺境騎士団の四天王アラフが手を差し伸べて、ダンスで慰める。

過去の恋人メリーナに似た彼女を助けたいが、彼女の覚悟を知り様子見。
しかし、アラフは様子見をした事で一生後悔することに。