異世界[恋愛]

忌み嫌われし赤髪の令嬢は、悪魔伯爵に溺愛されて美しく花開く

 子爵家令嬢のグラナダ・ユーイングは、まるで悪魔のような赤髪を持って生まれたことから、愛情深い両親亡き後、叔父夫婦と美しい従妹に虐げられて育った。
 ぼうぼうに伸ばしたまま手入れもできない赤髪、痩せすぎているせいでぎょろりとした目、土気色の肌。誰もがグラナダを醜いと言って嘲笑し蔑んだのに、たった一人、彼女を美しいと言った青年がいた。
 ネイピア伯爵イブリース・カーレン。漆黒の長い髪と琥珀色の瞳を持つ、あでやかに咲く花のような美貌の青年は、舞踏会の夜、泣き暮れるグラナダに求婚する。
 けれど、きっとイブリースがグラナダに求婚したのは、グラナダの容姿が物珍しかったからというだけの話。従妹のような美貌も愛嬌も持たないグラナダとの婚約など、彼はすぐに破棄するに違いない。そう考えて、すべてをあきらめていたグラナダだったが、イブリースはそんな彼女に優しく手を差し伸べるのだった。
「麗しき赤髪の姫君。お前には、私の妻になってもらいたいのだ」
 これは、新たな居場所で美しく生まれ変わり、やがて社交界の高嶺の花と謳われるようになる令嬢の、始まりの物語。

※和風に世界観を変更し、登場人物の設定も変えた上で長編にしました。(くちなしの花嫁 2025.3.4完結)

女主人公 / 西洋 / ヒストリカル / 求婚 / 姉妹格差 / 溺愛 / 薄幸令嬢
短編 2022/04/19 17:14更新
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最終取得日時:2026/09/10 01:04
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