現実世界[恋愛]

私の父親を犯すの手伝ってくれたら、つきあってあげる。

「父親を犯すの。手伝ってくれたら、付き合うわ」教室、カーテン越しの日差しに照らされる彼女は、夏に舞い降りた眩しい天使みたいだった。「直接手伝わなくていいの。ただ、新田君に相談に乗ってほしいだけ。男の人を押さえこむには、どれくらい備えればいいか知りたくって」――制服には恋が必要だ。セーラー服の彼女を自転車の後ろにのっけるような思い出は、一生で今しか作れない。一大決心で告白した俺に彼女が出した条件は、家庭内暴力を振るう実の父親を『犯す』手伝いをしてほしいということだった。俺は彼女に言われるまま、放課後の公園で縄で縛られてやったり、彼女の計画を聞いてやったりと奇妙な「お付き合い」を続けた。長年の家庭不和で傷ついた彼女はかわいそうだ。だけどさ。本当にそれでいいのか?

シリアス / 男主人公 / 日常 / ハッピーエンド / 青春 / スクールラブ / ラブコメ / 高校生 / 自転車二人乗り / 恋愛 / 家庭内暴力 / R15 / 残酷な描写あり
短編 2021/02/11 17:39更新
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最終取得日時:2024/05/16 01:39
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