現実世界[恋愛]

俺の幼馴染の母性が強過ぎる

俺が中学校に上がって間もない頃、元々身体が弱かった俺の母親が病気で他界してしまった。まだ身体も心も未熟だった俺は、そのことが受け入れられず、寝ても覚めても常に真っ暗な闇の中にいるみたいで、完全に生きる希望を見失ってしまっていた。そんな俺を見兼ねたのか、隣の家に住んでいる同い年で幼馴染の柚葉(ゆずは)が、ある日俺の家に押しかけてきて、「今日から私が恭介(きょうすけ)の――いや恭ちゃんのお母さんになる!」と言い放ったのだった。――それから四年。柚葉は今ではすっかり俺の母親として、おはようからおやすみまで、一日も欠かさず俺の面倒を見ているのだった。……だが、俺にはそれが煩わしくてしょうがなかった。

ESN大賞8 / ママ/幼馴染 / 青春/日常/短編 / 男主人公/一人称 / ほのぼの/コメディー / ラブコメ/幼なじみ / 美少女/女子高生 / 現代(モダン) / 日本/現実世界 / 恋愛/純愛/溺愛 / 学園/学校/学生 / 高校生/じれじれ / ネトコン13感想
短編 2019/04/12 21:21更新
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最終取得日時:2025/04/24 02:28
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