現実世界[恋愛]

赤いマフラーの話ばかりだったように思う

生徒会の長(おさ)たる俺は副会長と密かに――密かに? まあ密かにだろう、とにかく関係を持っている、付き合っている。彼女の名は鈴木という。一般的な名字すぎて吐き気すら覚えたくもなるが、まあ付き合っているのだから、そこになんらかの理由はある。どうあれかわいい奴だということだ。

夏だ。
暑い。

夏休みを間近に迎えた生徒会の寄り合い後の場において、「市民プールにでも行かないか」と誘ったところくだんの鈴木は「嫌です嫌です!」と激しく首を横に振り、「嫌です! イヤラシイですっ スケベです会長は! 死ねばいいんです!!」と訴えかけ畳みかけてきたのでそのあまりの勢いから「だったらやめておこう」と結論づけたわけだが、だったらだったで「行きます! 行くに決まってるじゃありませんか!!」などという謎ムーヴを見せてきたわけだ。以前はツンデレのツンしかなかった人物なのだがなんだか最近変わってきた。デレが増えてきた。

DKとJKのプールでのひととき。
ありがちすぎて目眩がする。

日常 / 青春 / スクールラブ / ラブコメ / DK / JK / 美男子 / 美少女 / ツンデレ / プール / 水着 / 赤いマフラーシリーズ
短編 2023/08/09 07:03更新
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最終取得日時:2024/05/02 12:27
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