異世界に召喚された勇者は元の世界には帰らず、その世界で建国し、皇帝となった。
彼は死後、その魂は元のあるべき場所、世界へと戻るはず……だった。

しかし、何の因果か。
彼は再び転生した。召喚された異世界に。
それも1000年後の建国した国の皇族として。

これは偉大なる皇帝が再び国を導く。
再臨と再生の物語……になったらいいなぁ。

カクヨムにも投稿中

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知ってほしかった。
理解してほしかった。
求めてほしかった。
共有してほしかった。
一緒にほしかった。

想いと願いは捻れ、いつのまにか擦れ違う。

これはそんな二人の物語。

前編・中編・後編でお送りします。

更新は不定期

カクヨムでも公開します。

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　弓───
　
　それは古来より武器として用いられてきた飛び道具。
　同時に祭礼・祈祷の際にも使用され、弓の弦が鳴らす音は霊を引き寄せ、また悪しき霊を追い払う力を持ち、儀礼や呪術を行う道具として用いられた。
　新年の神事では吉凶を占い、魔除けとする風習もある。
　二つの相反する側面を持つ。
　
　人を殺める武具で、魔を祓う聖なる神具。
　それは今も変わらない。
　
その弓を武器として、悪鬼羅刹・魑魅魍魎・怨霊怪異、又は罪人悪しき者を世界の裏側で密かに祓う彼らはこう呼ばれた。


”救弓師(きゅうきゅうし)”と────


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

こちらはカクヨムでも公開します(現在改稿作業中で非公開)

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