魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。

　その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。

　仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。


　なので、全員殺すことにした。

　
　『大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います』の続編になります。

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　西暦3600年──

　過ぎた科学技術を手にした人間に、神は裁きの鉄槌を下した。

　神々は地に降臨し、人々を蹂躙した。

　そんな中、神に対抗すべく造られた技術──command。

　人類で唯一、8つのcommandを身に宿すことのできる少年ユウキは、最強の神である破壊神を討つことに成功する。

　だが、それを見計らった神の手により、異世界へと転生させられてしまった。


　チート能力も、知識もなし。
　だが、commandは健在なので問題は無い。

　神を皆殺しにすべく、ゆくゆくは魔王となる少年ユウキは立ち上がる。


　これは、一人の少年が魔王になるまでの冒険譚。

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　魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。

　その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。

　仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。


　なので、全員殺すことにした。

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※テンプレ復讐系ではありません。ご注意ください。





　普通の高校生、枷月葵《カサラギアオイ》。

　日常を生きてきた彼は突如、異世界へと召喚された。
　召喚されたのは、9人の高校生。
　召喚した者──女神曰く、魔王を倒して欲しいとのこと。

　そして、勇者の能力を鑑定させて欲しいとのことだった。

　仲間たちが優秀な能力を発覚させる中、葵の能力は──<支配>。

　テンプレ展開、と思いきや、能力が無能だと言われた枷月葵は勇者から追放を食らってしまう。

　それを提案したのは……他でもない勇者たちだった。


　勇者たちの提案により、生還者の居ないと言われる”死の森”へと転移させられた葵。

　そこで待ち構えていた強力な魔獣。

　だが、格下にしか使えないと言われていた<支配>の能力は格上にも有効で──？


　自分を裏切った勇者と女神に復讐すべく、「無能」と言われたこの力で最強へと成り上がる────

　そんな、一つの復讐劇。




※ダークファンタジー要素を含みます。ただし、胸糞要素はあまりありません。
※ヒロイン(？)要素はあります。一応。
※主人公のスキルが実は最強だった！　なわけありません。
※でもきっちり復讐します。

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