ローファンタジー[ファンタジー]
言葉が通じないせいで戦争になる世界で、通訳官をやっています
剣より先に言葉が血を呼ぶ世界で、臨時雇いの通訳官レイは和平会談の席に立つ。獣人が口にした「従う」という一言が、彼らにとっては“部族の死”を意味する宣告だと見抜き、レイは即断せずに会談を止めた。沈黙は同意ではなく拒否になり、善意の無償支援は侮辱へ変わる。言葉の意味は種族や文化で変わり、曖昧な条文は裏切りの刃になる――レイは「言葉」ではなく「意味」を訳し、誤解できない形へ整えていく。だが戦争を止めるほど、軍部や貴族からは“便利すぎる存在”として危険視され始める。王に呼ばれたレイは、かつて誤訳が血を生んだ過去を告白し、だからこそ訳さない勇気を持つのだと語る。最後の大和平会談、条約の一文が剣になる瞬間、レイは訳さずに意味を可視化し、各国に言葉を選ばせる。剣が抜かれないまま会談が終わり、戦争は起きなかった。それで十分だと、彼は静かに息をつく。
異世界転生 / 123大賞7 / 第2回ルフナ大賞 / OVL大賞11 / ネトコン14 / アイリスIF8大賞 / ESN大賞10 / 職業もの / 異世界 / 通訳 / 交渉 / 戦争回避 / 外交
全6話完結
2026/01/17 09:03更新
7,434字 (1239字/話) 33%
7,434字 (1239字/話) 33%
日間P
2
総合P
52
ブクマ
6
平均評価
10
感想数
13
レビュー
2
評価頻度
66.67%
評価P
40
評価者数
4
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/02/04 12:06
※googleにインデックスされているページのみが対象です