現実世界[恋愛]

恋に落ちるための二週間

学校の屋上から落ちた私は、気づいたら幽霊になっていた。しかしなぜか、隣の席の男の子だけは私のことが見えるらしい。話し相手になってほしいと言う私に、彼は渋い顔をする。

「今私と話せるの、片野君だけだよ!?」
「探せばどっかにまだいるんじゃないかな、そういう人」
「探して時間を浪費するよりも、確実に話せる片野君と話してたい」
「……俺と村山さん趣味合わなそうだし」
「話してみなきゃわかんないじゃん! ね、ね!?」

これは、そんな私たちが過ごした二週間と、その結末のお話である。

スクールラブ / 青春 / 恋愛 / ほのぼの / 現代 / 高校生 / 第二次二宮杯 / 落
短編 2017/05/01 20:39更新
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最終取得日時:2024/05/20 03:19
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