異世界[恋愛]
出稼ぎ令嬢が騎士団長のお弁当係になった訳
エルーシャは、弟の学費を工面するために王宮でメイドとして働いている、地方出身の男爵令嬢。
節約生活ゆえに自分でお弁当を持参し、城内の隅にある備品室でこっそり昼食を取っていたところ、新しく就任した騎士団長フランシスに見つかってしまった。しかし、話を聞くに、どうやら彼はお仲間らしい。
荒事より芸事が似合いそうな美貌のフランシスは、その外見から「優雅に軽食を取っていそう」と勝手に想定されているが、食事はがっつりお肉を食べたい派。
また、横柄だった前団長のせいで評判が悪化している騎士団を盛り上げるべく邁進するフランシスは、忙しさのあまり、自由に好きなものが食べられない生活を送っていたのである。
フランシスに同情して、自作の昼食を分けてあげたところ喜ばれ「材料費は持つから俺にも弁当を作ってくれないか」と乞われたエルーシャは「食費が浮く」という一点につられ、弁当係を請け負うことに。
穏やかそうに見えて意外と押しの強い騎士団長と、流されるままに弁当を提供することになった貧乏令嬢が、一緒にごはんを食べながら交流を深めていくおはなし。
ほのぼの / 女主人公 / ハッピーエンド / 肉食系男子 / 食事の重要性 / 包囲網完了 / 執筆応援フェア
短編
2025/08/05 20:14更新
17,167字 43%
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最終取得日時:2025/08/12 12:05
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