異世界[恋愛]
<恋をすると記憶が消える呪いですが、合理主義な騎士様が最初から味方でした>
「恋をした瞬間、あなたの記憶は一枚ずつ消えます」
そう告げられた日、私は泣かなかった。絶望するより先に、静かに決めたのだ。
——恋をしないで、生きる。できるだけ優しく。
ところが私の護衛に選ばれたのは、無口で不器用、理屈ばかりの若き騎士・レオン。
「感情の昂りを避ければいい。生活を最適化する」
そう言い切る彼は、言葉は少ないのに、毎日きちんと灯りをともす。湯気の立つスープを用意する。寒い夜は、私が震える前に毛布を掛ける。
恋をしないはずの暮らしの中で、私は少しずつ“温かいこと”を集めてしまう。
そして、正論を語る神殿の司祭は言った。
「その呪いは、国を守るために必要なのです」と。
失うのは、命ではなく、私という輪郭。
それでも彼は、最初から味方だった。
——私が私でなくなる前に、“私たちの答え”を取りに行くために。
異世界転生 / ハッピーエンド / 異世界恋愛 / 記憶喪失 / 護衛騎士 / 正論悪役 / 小さな幸せ
全8話完結
2026/01/15 09:16更新
7,576字 (947字/話) 31%
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最終取得日時:2026/02/04 12:06
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