現実世界[恋愛]

どの本にもいない

「一目惚れしました、よければ友達になってください!」
「――はい?」

 というわけで、流されるままに友達になった時川英明くんとわたし。彼とはとても本の趣味が合って、これからもぜひ友達でいたかった。彼はそんなわたしを諦めるため、恋人らしいことは何もしないからちょっとの間付き合ってほしいと言ってきて――

「それならわたしは、時川くんとちゃんと付き合いたいって思えるように頑張る」

「恋人になりたい時川くんが友達になろうって頑張るなら、友達になりたいわたしは恋人になろうって頑張るべきだよ」

 思ってることをどんどん口に出しちゃう素直な男の子と、可愛いだけに見えて案外面倒くさい女の子の話。

スクールラブ / 青春 / 恋愛 / 高校生 / ほのぼの / 現代
短編 2020/04/23 13:04更新
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最終取得日時:2024/05/21 02:03
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