異世界[恋愛]

『幼馴染が心配だ』と花嫁を置き去りにしたので、結婚式を中止しました

開式まであと十分。
花婿の代わりに届いたのは、「幼馴染が熱を出したので、式を遅らせてほしい」という伝言だった。

歌劇を観る約束も、結婚指輪を選ぶ日も、私は待ってきた。
彼が謝ってくれるたび、次は一緒に過ごせると思っていた。

けれど今日は、私たちの結婚式だ。

幼馴染の熱は下がり、家族も使用人もそばにいる。それでも彼は、彼女が昼食を取るまで付き添うという。
「セリーヌなら分かってくれる」と言い残して。

私も、心細かった。
この部屋に、来てほしかった。

用意した挨拶の紙を裏返し、私は式の中止を告げる言葉を書き始める。

「少し遅らせれば済むだろう」
そう言って戻ってきた彼に、今度こそ伝えなければならない。

私はもう、あなたと結婚するために待っているのではありません。

AI直接使用 / シリアス / 女主人公 / 西洋 / 婚約解消 / 結婚式 / 幼馴染優先 / 花嫁放置 / すれ違い / 見限り / 微ざまぁ / 復縁なし / 再出発
短編 2026/10/12 12:00更新
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最終取得日時:2026/10/13 12:05
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