異世界[恋愛]
白い結婚は、離婚届までがセットです
貧乏伯爵家の再興のため、公爵家と「三年間」の期限付きで『白い結婚』を交わした主人公。
夫からは初夜に「愛することはない」と宣告され、遠征で不在がちな夫を待ちながら、彼女はただ完璧な公爵夫人を演じ続けてきた。数千のドレスを仕立て、数万の香水を集め、いつか夫が自分を見てくれる日を夢見て――。
そんなある日、主人公は第一王子による辺境伯令嬢フィオレンティーナの「婚約破棄」の現場に立ち会う。
世間を揺るがす大スキャンダルを前に、冷めきった視線で騒動を眺める主人公。しかし、断罪されるはずのフィオレンティーナが放ったのは、王子の予想を裏切る「婚約破棄の快諾」と、国外への鮮やかな旅立ちの言葉だった。
その潔い姿を目の当たりにした瞬間、主人公の中で何かが弾ける。
「愛されない努力」に費やした三年間を終わらせるべく、彼女は脱ぎ捨てたヒールの代わりに自由を掴むため走り出す。
屋敷に戻った彼女は、夫への未練の象徴だったドレスと香水をすべて換金し、離婚届を叩きつけて姿を消すことを決意する。「愛のない檻」を捨て、自らの足で歩き出す一人の女性の逆転劇。
女主人公 / 西洋 / 悪役令嬢 / 白い結婚 / 婚約破棄 / 離婚届
短編
2026/02/15 11:47更新
2,094字 32%
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最終取得日時:2026/02/16 12:05
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