ヒューマンドラマ[文芸]
                
                
            見栄っ張りな殿下のために無能な女を演じてきましたが、婚約破棄されたのでもう弱い振りをしなくていいですよね?
「ミラッティ=ルブナ公爵令嬢、我が婚約者でありながら魔術の研鑽を厭うお前とは婚約破棄し、新たな王太子妃候補としてアイレン=シャルドワール伯爵令嬢と婚約する」
 ミラッティは魔術の研鑽を厭う=才能がない無能という理由でブレント王太子から婚約破棄を告げられる。
 だが彼が新たな婚約者として紹介したアイレンはミラッティよりも遥かに劣る最底辺の魔術士であり、娼婦みたいな彼女の容姿にどうみても騙されていた。
 また本当に魔術の才能のないアイレンとは違いミラッティはわざと無能な魔術士を演じていたが、そう命じたのは他ならぬブレントだった。
「王太子である俺よりお前の方が魔術士として優れているのは困る、だから無能のフリをしろ」
 しかしそのことをすっかり忘れ、あげくに「お前が悪い」と責任転嫁してくる元婚約者の姿に愛想の尽きたミラッティは、もはや無能であることをやめて真の力――国内最強の女魔術士としての実力を発揮する。
「僕らを助けてくれたあの時からずっと君が好きだったんだ、だから結婚してほしい」
 その矢先、いきなり現れた第二王子イザリーがミラッティに突然プロポーズしてきて……⁉
女主人公 / 魔法 / ハッピーエンド / 悪役令嬢 / ざまぁ / 主人公最強 / 婚約破棄 / 異世界恋愛 / もう遅い / 後悔
    
                                短編
                    
        2025/10/29 12:33更新
5,966字 35%
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            最終取得日時:2025/10/30 12:05
            
            
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