異世界[恋愛]
お淑やかでか弱いお姫様をお望みでしたら他をあたってください ~最強すぎる元メイドは魔王様に自分を攫わせます~
「私を、ここから攫っていただけませんか?」
社交界の華やかな舞台で、元メイドのエミリーは王子との結婚を控えていた。
誰もが羨む玉の輿。しかし彼女は、その全てがただただ面倒だった。
突如、結婚式を襲撃してきた魔王は、エミリーが身に着けていたティアラについている魔法石を「奪われた魔法石だ」と主張する。
(もし、私が魔王相手に取引を成功させれば、この面倒な結婚式は全て終わるのでは?)
退屈な人生を抜け出すため、エミリーはとんでもない交渉を持ちかける。それは、ティアラを渡す代わりに、自分を攫ってほしいという前代未聞の取引だった。
「泣いて助けを求めるお姫様なんて性に合わないので」
果たしてエミリーは、魔王の城で新たな人生を謳歌できるのか?
そして、彼女に眠る力とは一体何なのか?
ギャグ / ほのぼの / 女主人公 / 人外 / 魔王 / 西洋 / チート / 魔法 / ハッピーエンド / 超能力 / 最強 / 能力 / 王妃候補 / 王族 / メイド
短編
2025/08/11 22:45更新
4,152字 43%
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最終取得日時:2025/08/13 12:05
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