異世界[恋愛]

お望み通り、地味に生きてきましたが?

イレーネは怒りに震えていた。
彼女は魔法局に勤める一職員。目標は、百年に一度、北と南を行き来する守護竜の『宮移し』――いわゆる引っ越しの指揮官となることだった。
ところが、ぽっと出の貴族・レオンハルトにその座をかっさらわれてしまう。

元婚約者から言われた「地味女」という言葉は、イレーネの劣等感の根源。
せめて指揮官となれば、自信を持てたかもしれないのに。

真面目なイレーネと軽薄そうなレオンハルトは相性最悪。
イレーネはしぶしぶレオンハルトの下、宮移し反対派へと立ち向かう。
やがてふたりは協力していくうちに、少しずつ距離が近づいていくのだった――

果たしてイレーネは、過去のトラウマを乗り越えて任務を達成できるのか?

※エブリスタでも公開しています。

女主人公 / 職業もの / ハッピーエンド / 守護竜の引っ越し
短編 2024/04/15 05:14更新
7,995字 37%
日間P
-
総合P
1,708
ブクマ
55
平均評価
7.47
感想数
1
レビュー
0
評価頻度
389.09%
評価P
1,598
評価者数
214
週間読者
1,046
日間イン
4回
ベスト
80位
最終取得日時:2024/05/02 12:07
※googleにインデックスされているページのみが対象です