ハイファンタジー[ファンタジー]
悪役令嬢になる予定でしたが、先に「聖女」の職に就いて定時で帰ることにしました。 〜ホワイト神殿への改革が進みすぎて、元婚約者の出番がありません〜【連載版】
王太子が平民の少女の扇を拾った瞬間、公爵令嬢リディア・エルネストは前世の記憶を思い出した。
ここは乙女ゲーム『光の聖女と王冠の誓い』に似た世界。
そして自分は、王太子ルートで聖女候補に嫉妬し、最後は断罪されて修道院送りになる悪役令嬢だった。
ならば、断罪される前に動くしかない。
リディアが選んだのは、王子に媚びることでも、ヒロインをいじめないよう怯えることでもなく、神殿への就職だった。
「悪役令嬢になる予定でしたので、先に聖女職を希望します」
もちろん、志望動機にそれは書けない。
履歴書を持って神殿へ向かったリディアは、歴代最高値の聖属性魔力を叩き出し、聖女候補として仮採用される。
だが、清らかなはずの神殿の内側は、未処理依頼、曖昧な記録、倒れる職員、声の大きい貴族が優先される、想像以上のブラック職場だった。
リディアは決める。
聖女として民を救う前に、まずこの職場を定時で帰れる場所にする、と。
順番札を配り、優先順位を見える化し、貴族の薔薇より瘴気を浴びた子どもを先に通す。
怯えていた受付係エリンは少しずつ声を取り戻し、死んだ魚の目をしていた書記官セオは、定時退勤の味を知って危険な効率厨へ覚醒していく。
一方、王太子の恋愛劇は、リディア不在のまま予定通りに進まない。
これは、悪役令嬢になる予定だった公爵令嬢が、先に聖女職へ就き、ブラック神殿をホワイト化しながら、自分の人生を勤務表ごと取り戻す物語。
異世界転生 / ハッピーエンド / 乙女ゲーム / 悪役令嬢 / 聖女 / 断罪回避
全20話完結
2026/05/10 07:00更新
75,977字 (3798.9字/話) 31%
75,977字 (3798.9字/話) 31%
日間P
122
総合P
1,462
ブクマ
298
平均評価
8.84
感想数
7
レビュー
0
評価頻度
32.89%
評価P
866
評価者数
98
週間読者
679
日間イン
5回
ベスト
212位
最終取得日時:2026/05/12 12:08
※googleにインデックスされているページのみが対象です